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我が魂の島ヨロン島 The Soul Island "Yoron"


本名:竹内富雄。1964年、東洋の真珠“与論島”で生まれ育つ。私の原点と魂は今もなおこの島にある。 I was born in the small island in Japan.The name of this island is "Yoron" where is very beautiful.
by yoronto
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【与論島再生のアイデア(11)】地域自給、与論島は世の中をリードできるはずだ

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昨日(10/17)のNHKの番組『クローズアップ現代』をご覧になった方はいますでしょうか?
“自給力”~食とエネルギーを自給する暮らしの可能性~」というテーマで、今、都市での生活から脱し、地方に移住して、食とエネルギーを自給する暮らしを実現しようという人々が増えており、各地で開かれる移住説明会は盛況だそうで、実際に移住した人の生活を紹介していました。
これを聞いてピンときた方はいらっしゃいますか?
いえね、自慢気に言うわけじゃありませんが、これは私がこのブログで述べたことそのまんまなんです。
NHKが私のブログを参考にしたわけじゃないのでしょうが(笑)。

私は、9月28日付の記事で、「与論島が増やすべきは、観光客ではなく移住者だ」と主張しました。
まさに番組で取り上げられた人々のライフスタイルの流れに合致するものです。

また、10月2日付の記事では、「都会で住み続けている人、特に田舎を持たない人の中には、空気の美味しい、自然に囲まれた環境の良い土地で農業など一次産業に関わりながら暮らしたいと考えている人が少なからずいます」、「小さな畑でいいから自給自足ができる程度、あるいは少しばかり販売して現金収入が得られる程度でいい、と考えている人たちも多い」と言いました。
番組で紹介された地方移住者の生活はまさにそれを実践しているかのようでした。

そして、9月24日付の記事では、現在の世の中についてこんなことも言いました。
3月11日の東日本大震災以降、福島第一原発事故の発生以降、人々の意識の中に変化が生じています。
エネルギーは安心・安全なものに頼りたい、食べるものは安心・安全なものを食べたい、いつまでも健康であり続けたい、周囲や地域の人たちと一緒になって安心・安全な街づくりをしていきたい、、、人間が本能的に持っていたもともとの原点に戻っている、いや向かっているような気がしませんか?
その時に大事になるのは、人と人のつながりです

と。

偉そうなことを言うわけではありませんが、私は、与論島の皆さん、出身者や関係者の皆さんにこのブログを読んで、一緒に与論島のあるべき姿、今後目指すべき方向について考えてほしいと願っています。
メディアが報じるまでもなく、与論島で生まれ育ち、都会で長く暮らした経験を背景に持ちながら今の世の中を洞察すると、これまでブログで書いたような内容は自然に頭の中に浮かんできたのです。

番組の中で、評論家の内橋克人氏がこんなことを言っていました。
「地域自給と聞くと、なんか昔の懐かしい風景・光景を思い出し憧れるノスタルジーのようなイメージもあるが、今の人々の動きや意識の変化はそうでなく、時代を先取りした新しいものだ」と。
私もまったくその通りだと思っています。

番組で紹介された都会から熊本へ移住した家族は30代、40代が多いということでしたが、ある意味、自分の将来に不安を抱き、今のうちに何とかしたいという強い思いがそういうった行動をとらせたのかもしれません。
これまで、与論島再生のためのいろいろなアイデアを述べてきましたが、自然・環境に恵まれた与論島は地域自給の面でも世の中をリードできると信じています。

by yoronto | 2011-10-18 11:46 | 島の再生
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