by yoronto
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“夜這い”(よばい)というのは、ものの解説によれば、夜中に性交を目的に他人の寝ている場所を訪れる日本の風習なんだそうです。
求婚のために男性が女性のもとに通うこともその中に含まれ、日本の古い時代には男女の関係を深めるやり方としてふつうにあったようです。 『竹取物語』では、かぐや姫のもとに多くの男性が求婚のために足を運ぶ場面がありますしね。 ところで、与論島でも、私が暮らしていた頃はそんな光景が見られました。 私の姉が若かった頃には、実家に島の独身男性がちょくちょく顔を出していましたし、若い独身女性のいる近所の親戚の家にも同様に男性たちが訪れていました。 時には男性たちがかち合ったりしてね(笑)。 島での結婚は家同士の結婚のような面もあるので、男性も女性も相手を慎重に見極めようとしますし、さらには親までが相手の品定めをします。 だから、妙齢の独身女性のいる家を訪れる男性たちは、相手の女性ばかりでなく親の機嫌をとって気に入られようと努力し、時には他の家族などにも愛想をふりまいたりします。 私は都会暮らしが長くなったので最近の島の男女交際事情はよくわかりませんが、おそらく、かつてのような夜這いは少なくなっているのではないでしょうか。 ひょっとしたらもうないかもしれません。 最近は、島の人同士ではなく、他の地の人との結婚も増えましたしね。 夜這いを古き良き文化とみるか、時代遅れの文化とみるか、恋愛結婚やお見合い結婚などに慣れてしまった現代人はどうみるのでしょうか。
by yoronto
| 2011-09-15 10:35
| 島の文化
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