我が魂の島ヨロン島 The Soul Island "Yoron"


本名:竹内富雄。1964年、東洋の真珠“与論島”で生まれ育つ。私の原点と魂は今もなおこの島にある。 I was born in the small island in Japan.The name of this island is "Yoron" where is very beautiful.
by yoronto
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カテゴリ:島の文化( 21 )


時代とともに変わり行くご先祖様との接し方、でも思いは残したい

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与論島では、古くからお盆や正月に神棚の前にご馳走をお供えし、ご先祖様に召し上がっていただくとともに家内安全や家の繁栄をお願いするしきたりがあります。
年中行事として、私の実家でも毎年やっています。
島を出てよその地で暮らす人が帰省する際には、お土産を神棚に供えて帰省の報告をする慣習もあります。
それだけ与論島の人々はご先祖様を敬う心を持っています。

このしきたりも、執り行う際のやり方は時代とともに変わってきています。
私が子供の頃、お供えするご馳走は、亡くなったご先祖様の人数分をお供えしなければなりませんでした。
例えば、10人のご先祖様がいたら、10人分同じ内容のお膳を準備しなければなりませんでした。
母や姉が作ったお供え用の料理をお膳にのせて神棚の前に運んだものです。

今は、人数分作るのは手間もかかるし、それにお供えした料理は一定の時間が過ぎると家族で食べることになるので、1~3つぐらいのお膳にまとめお供えをするようになりました。
形式は変わってもご先祖様を敬う心が変わらなければいいということですかね。

与論島のしきたりも時代とともに変わり、かつてのしきたりを知る人も次第に減っていっているでしょう。
地域の文化には一見煩わしい面もあるものですが、世界中の人々がそうであるように、自分たちのご先祖様が延々に受け継いできた文化は、例えそのまま引き継ぐことはできなくても歴史・記憶には残し続けたいものです。
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by yoronto | 2013-08-01 16:35 | 島の文化

知ってましたか?、与論島の火葬文化は10年も経っていないことを

2008年4月3日付の記事で与論島のお墓についての記事を書きましたが、与論島で葬儀の方法として火葬が行われるようになったのは比較的最近のことなのです。

最近といってもつい最近のことではないのですが、それでも与論島に火葬場ができたのが平成15年(2003年)ですから、島で本格的に火葬が始まってからまだ10年も経っていません。
火葬場ができる前は土葬が行われ、火葬を希望する人は隣の沖永良部島へ遺体を移送して火葬にしていました。

明治時代など古くは風葬だったようですが、衛生面から土葬に変わり、同じ理由で火葬に変わっていったようです。
東京などの都市に住んでいると火葬が一般的なのでそれ以外の方法を思い浮かべる人はあまりいないかもしれませんが、日本だって歴史を遡れば風葬、土葬の時代もあったわけです。
ただ、南の小さな島では昔ながらの慣習への固執があったこともあり、火葬という新しい葬儀方法の導入・普及が遅かったという実情もあります。

与論島の葬儀文化については、以下のサイトなどで詳しく解説されていますので、ご興味のある方はぜひご参照下さい。

与論島葬祭研究2004
http://www.sousaiken.com/ssk/ronbun/v2_uya.html

<与論島のお墓>
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<平成15年に完成した火葬場>
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by yoronto | 2011-11-15 11:09 | 島の文化

【与論島再生のアイデア】島民のライフスタイル、発信してはどうか?

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福島第一原発事故のため今夏の電力供給不足が懸念され、国や自治体や電力会社からの節電呼び掛けがあり、多くの人たちが節電に努めました。
こういう時に一致団結して協力できる日本人は本当に素晴らしいですね。

ところで、ある自治体では節電を推進するために“シエスタ”休暇なる制度を取り入れたところがありました。
シエスタというのは、スペインなど南欧の国で行われている昼食後に睡眠を取る習慣のことです。
要するに、お昼休みをゆっくりとることですね。

日本という国は何かと範を外国に求めたがる傾向がありますが、実はシエスタのような習慣は与論島にもあります。
私の実家は農家なのですが、与論島は亜熱帯気候の島で特に夏は暑いので日中は暑くてとても農作業ができません。
農作業ばかりでなく、外は陽射しが強く焼けるような暑さなので誰も日中は出歩きたがりません。
では暑い日中はどうするかといえば、お昼を済ませたらゴロンと横になって昼寝をするのです。
そして、暑さが和らぎ始めた頃から再び活動するのです。
もっとも、こういうスタイルは農業や漁業など第一次産業従事者に多いのかもしれませんがね。

シエスタの習慣にかぎらず、与論島は絶海の孤島で刺激も少ないということもあり、昔から島民気質としてのんびりしたところがあります。
今となっては笑い話ですが、私が東京に上京したての頃は、街中を歩く他の人たちのスピードに付いていけませんでした。
大勢の人が早足で移動する中で危うく他の人にぶつかりそうになったことが何度もあります。
都会はとにかくスピード、スピードでいろんなものが動きます。

しかし、時代は変わりつつあり、それに伴い人々の意識も変わりつつあります。
若い人たちの間では、従来型の効率性や利益重視の企業への就職をやめ、社会的貢献度の高い仕事に就きたいとか、自ら社会起業をしようという動きも広がっています。
また、従来の価値観の延長線上で生きてきた人たちも、もっとゆとりを持った生活がしたいとか、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を重視するようになっています。

そんな世の中の変化の中で、ひょっとしたら、与論島の島民のライフスタイルに根付いてきた“ノンビリズム”、“ユッタリズム”みたいなものは多くの人に受け入れられるかもしれません。
映画『めがね』がヒットした背景には、そういうものへの憧れを持っている人が多いということもあるのでしょう。
自然以外にも世間に自慢できるもの、それは島民のライフスタイルの中にも見つけることができるのではないか、そう思うのですがいかがでしょうか?
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by yoronto | 2011-10-08 11:14 | 島の文化

「与論献奉」、その恐るべき儀式の中身とは!

与論島へ旅すると、泊まった宿泊先で、あるいは出会って親しくなった島民からある歓待の儀式を受けます。
その儀式とは、与論献奉(よろんけんぽう)。

それは何か、まずは次の動画をご覧下さい。





まっ、一言で説明すれば、お酒を回すことで歓迎の意を示すという儀式ですね。
与論島へ旅した経験のある人の中には、懐かしく当時のシーンを思い出した人もいるのではないでしょうか。
島民同士の間でも頻繁に行われる儀式です。
島の中だけでなく、島外でも与論島出身者(シマンチュ)が集まるとすぐこの儀式が行われます。
時にはその場に居合わせた島外の人たちも巻き込んで。

この儀式が宴の間中繰り返されると、まともにこの儀式を受けた人はベロンベロンになるまで酔っ払ってしまいます。
もともと与論島にはお酒の強い人が多いのですが、それでも前後不覚になるまでで泥酔する酔っ払いが出てきます。
この結果、アルコール依存症に陥る人もいるぐらいで、かつて、島の町議会でこの儀式廃止の是非をめぐって議論が行われたほどです。
結局、伝統文化だということで存続することが決定し今日にいたっております。

お酒を回す時は、正式には平たい盃を使うのですが、実際は手軽に手もとのコップで回すことも多く行われています。
そーいえば、以前、東京の飲み仲間たちが集まった場で、我が故郷与論島のこの「与論献奉」を参加者に体験してもらおうと実践してみたところ、ほとんどの人がつぶれてしまったことを思い出しました(笑)。

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by yoronto | 2011-09-17 10:24 | 島の文化

与論島の男女交際は、夜這い(よばい)文化?

夜這い”(よばい)というのは、ものの解説によれば、夜中に性交を目的に他人の寝ている場所を訪れる日本の風習なんだそうです。
求婚のために男性が女性のもとに通うこともその中に含まれ、日本の古い時代には男女の関係を深めるやり方としてふつうにあったようです。
竹取物語』では、かぐや姫のもとに多くの男性が求婚のために足を運ぶ場面がありますしね。

ところで、与論島でも、私が暮らしていた頃はそんな光景が見られました。
私の姉が若かった頃には、実家に島の独身男性がちょくちょく顔を出していましたし、若い独身女性のいる近所の親戚の家にも同様に男性たちが訪れていました。
時には男性たちがかち合ったりしてね(笑)。

島での結婚は家同士の結婚のような面もあるので、男性も女性も相手を慎重に見極めようとしますし、さらには親までが相手の品定めをします。
だから、妙齢の独身女性のいる家を訪れる男性たちは、相手の女性ばかりでなく親の機嫌をとって気に入られようと努力し、時には他の家族などにも愛想をふりまいたりします。

私は都会暮らしが長くなったので最近の島の男女交際事情はよくわかりませんが、おそらく、かつてのような夜這いは少なくなっているのではないでしょうか。
ひょっとしたらもうないかもしれません。
最近は、島の人同士ではなく、他の地の人との結婚も増えましたしね。
夜這いを古き良き文化とみるか、時代遅れの文化とみるか、恋愛結婚やお見合い結婚などに慣れてしまった現代人はどうみるのでしょうか。

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by yoronto | 2011-09-15 10:35 | 島の文化

与論島は未開拓のまま昔の姿を残すべきだったのか?

本土から癒しを求めて与論島へ旅する旅人(与論島の方言では“タビンチュ”)、普段は本土で暮らしたまに帰省する出身者、あるいは自然や古い時代について研究する研究者などは思うことでしょう。
昔の自然が残る、古き良き文化を残す島であり続けてほしい」と。
しかし、与論島は時代とともに開発が進み、本土の文化もどんどん入り込んでいます。

私が幼少の頃は、野生の木々や植物が群生する場所が島のあちこちにたくさんありましたが、昭和54年(1979年)に本格的に始まった「与論校区農村基盤総合整備事業」(通称“構造改善”)により、それらの場所は開墾されて畑になり、野生の自然は姿を消していきました。
逆に、その結果、島の農業の生産性は大幅に向上しました。
民族学者・宮本常一氏は、変貌した与論島を見て、昔の与論島のほうがよかったというようなことを著書で書いています。

しかし、この島で暮らす人々は違う思いを持っています。
その思いを一言でいえば、「豊かになりたい」ということです。
昔のままの自然を残すことで島全体、島民の多くが潤い、豊かになるのであれば島を変える必要はないかもしれません。
ただ、現実はどうかといえばそれは難しいと言わざるをえません。
ましてや、今は、かつての観光ブームが過ぎ去り、もともとからやっていた農業や漁業、その他の産業で島の経済を維持していくしかない状況です。

自分たちが生きていくためには、子供たちを本土の学校へ通わせるためには現金収入が必要です。
また、本土の情報が入り込めば入り込むほど、島民たちは本土の生活に憧れ、同じ文化、スタイルを共有したいと考えます。
これは与論島に限らず、過疎化が進む辺境の片田舎で暮らす人々に共通する思いでしょう。
「昔の自然が残る、古き良き文化を残す島であり続けてほしい」と願うのであれば、そう願う人たちがそうなるように何らかの貢献をするしかありません。

島に帰省する度に変わりゆく与論島を見て複雑な思いがします。
開発、発展、、、、島民には必要なことなのでしょう、、、、一方で、消えゆく自然、古き良き文化、なんだかもったいないような気がします。
このまま開発、発展が進み、与論島がかつての与論島ではなくなり、本土の風景と変わらぬ風景になった時、島民は、島外の人たちは与論島にどういう印象を持つのでしょうか。

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by yoronto | 2011-09-08 10:36 | 島の文化

与論島の祈りや催事の中心は神社。教会もある。

与論島には、各種行事、願掛けや年始詣でなどでよく利用されている神社があります。
島に神社は3ヶ所あり、神社名は、「琴平神社」、「高千穂神社」、「按司根津栄神社」です。

お祈りや催事は神社が中心ですが、教会も1つあります。
キリスト教の教会です。
お寺もあるようですが島ではあまり知られておらず、私も実物を見に行ったことがありません。
宗教的な建物はこのように島に点在しますが、島民自体は普段あまり宗教を意識していないような気がします。

<琴平神社>
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<高千穂神社>
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<按司根津栄神社>
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<キリスト教教会>
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by yoronto | 2011-09-05 10:38 | 島の文化

与論献奉(与論島) vs 御通り(宮古島)

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南の島と聞いて、どういうイメージを思い浮かべますか?
青い海、白い砂浜、暖かい気候、ギラギラ輝く太陽、リゾート、マリンスポーツ、、、いろいろあると思います。
酒に関していうと、私が東京に上京して以来周囲の人たちから必ず言われたのが、「南の人はお酒が強いでしょ?」ということ。
たしかにそれは間違っていません、一般的にいえば。
一般的と言ったのは、やはり中には酒が飲めない、酒が弱い人はいるからです。

与論島の人が酒が強い理由として、島民の間で昔から伝統として受け継がれている“与論献奉(よろんけんぽう)”という酒飲みの儀式の存在があります。
とにかく、祝いの宴席、人が集まる酒宴の場では必ず執り行われます。
私は現在東京に住んでいるのですが、与論島出身の人が何人か混じっている酒宴の場では他の人も巻き込んでこの儀式が始まります。

南の島では、私の郷里与論島の“与論献奉”以外に、宮古島にも“御通り(おとーり)”という同様の儀式があります。
私は御通りは経験したことがありませんが、噂で聞くところによればかなりのもののようです。
半強制的に酒を飲まされることに抵抗感を持つ人も中にはいるようですが、まぁ、島の文化なので大目に見てやってください、としか言えませんね。
これから与論島へ行く予定のある方は覚悟して行ったほうがいいかもしれません(笑)。
飲む酒は、もちろん与論島の地酒『有泉(ゆうせん)』(黒糖酒)。
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by yoronto | 2008-05-18 20:41 | 島の文化

与論島のお墓

与論島には、島のあちこちに墓地があります。
墓地に行くと、神聖な場に対して不謹慎な言い回しかもしれませんが、各家々の個性豊かなお墓を見ることができます。
家々でお墓の造りの形状は違いますが、島民の先祖を敬う心は同じだと思います。
与論島といえば、都会の人にとっては“遊ぶ”場所のイメージが強いかもしれません。
遊び目的で行ったにしても、少し時間をつくって墓地のお墓を見ていただければ、与論島の文化・風土について知りたくなるのではないか、そして、『魂の島』、まさにこの言葉がピッタリの島だと感じるのではないか、そんな気がするのです。

与論島のいろいろな形状のお墓
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by yoronto | 2008-04-03 00:17 | 島の文化

釣りを楽しむべし

与論島は周囲を海に囲まれているため、釣りスポットがたくさんあります。
港湾に行くと、桟橋から釣り糸を垂れている人をよく見かけます。
釣れる日もあれば、釣れない日もある、これはしょうがないですね。
与論島へ行ったなら、観光もいいけど釣りを楽しむのもよいでしょう。
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by yoronto | 2007-11-18 16:41 | 島の文化