我が魂の島ヨロン島 The Soul Island "Yoron"


本名:竹内富雄。1964年、東洋の真珠“与論島”で生まれ育つ。私の原点と魂は今もなおこの島にある。 I was born in the small island in Japan.The name of this island is "Yoron" where is very beautiful.
by yoronto
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カテゴリ:島の現状( 12 )


与論島のサトウキビ農家が直面する厳しい現実

与論島は今、主力産業である“サトウキビ”の収穫の真っ最中で、どこのサトウキビ農家も毎日朝から夕方まで収穫作業に追われているようです。

今は東京暮らしで実家の手伝いもできない私が言うのは心苦しい気もしますが、昨今の与論島のサトウキビ農家が抱える課題は次の三点でしょう。
1.低い生産性
2.TPP問題等による国際競争の脅威
3.生産者の後継者不足


そして加えて言えば、昔からの古い考え方に固執するご高齢な方々の時代対応の遅れでしょうか。
私の実家の例でいえば、現状では、かなり高齢の父と姉の二人だけがサトウキビの収穫作業に従事しており、二人で朝から夕方までフルタイムで頑張っても大した収穫量にはならないそうです。
かつてなら、男兄弟たちも数名いたので、かなり楽に収穫できたものです。

現在、各農家でそういった現状があるので、収穫機械の導入も進められ、労働力不足の農家は機械を持っている農家などに収穫作業を依頼することができるようです。
ただ、これにはもちろん費用が発生するので、生産量の少ない農家にとっては、サトウキビ栽培に伴う諸々の費用と合わせ負担になっているのが現実です。

日本の農業全体の問題でもある農業従事者の高齢化、後継者不足、低生産性は、人口の過疎化と合わせ与論島に大きな打撃を与えていることは間違いありません。
低い生産性は収入にも影響するので、家計は火の車になり生活は困窮するばかりでしょう。
もちろんこのままでいいはずがありませんから、現在島で暮らしている若い人たちの頑張り、そして島外で暮らしている島関係者の応援や支援がますます必要になってきそうです。

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by yoronto | 2012-01-22 10:25 | 島の現状

大きな津波に襲われたらヤバイ、与論島の地形

かなり古い時代のことではありますが、与論島も大きな津波に襲われたことがあったようです。
その時は、陸地のかなりのところまで津波が押し寄せたようです。

与論島の地形は平ぺったいんです。
海抜の標高も低いところが多く、島で一番高い場所でさえ海抜100メートルもありません。
島の周囲がリーフ(珊瑚礁)で囲まれているとはいえ、大きな津波が押し寄せてきたら被害は甚大でしょうし、島存亡の危機かもしれません。
島一番の繁華街、集落は海岸近くの標高の低い場所にあります。
そういう津波がやってこないことを祈るばかりです。

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by yoronto | 2011-12-21 09:51 | 島の現状

与論島に24時間コンビニやファーストフード店は必要か?

現在の与論島には、都会のいたるところで見かけるセブンイレブンのような24時間営業のコンビニエンスストアや、マクドナルドのようなファーストフード店は1軒もありません。
島のお店は都会に比べると閉店時間が早いので、夜になると島全体が暗闇につつまれ、朝まで静かな時間が流れます。

私の実家は農家ですが、夕食をとった後はしばらくTVなどを見てくつろぎ、午後8時、9時頃には全員が就寝します。
総じて与論島民の就寝時間は早めです。
24時間動く都会の生活に慣れてしまった人が与論島にやって来ると、早い時間帯に人々の動きが止まってしまう現象にしばらくは慣れないかもしれません。

コンビニやファーストフード店のある生活には刺激があります。
与論島を出て都会暮らしをしている与論島出身者たちが島に帰らないのは、島にこういった刺激がないからなんですよね。

都会に住む若者の中には、地方へ旅した際に都会にあるお店などがそこにあると安心する人もいるようですが、都会に住む与論島出身者にも似たような思いはあります。

もしかしたら、TVなどでしか見たことがない24時間営業のコンビニやマクドナルドなどのようなファーストフード店が島内にできたら、島民、特に若い人にとっては嬉しく、刺激になるかもしれません。
しかし、一方で、そうなってしまうと、与論島は都会と変わらない姿になってしまい、昔ながらの与論島らしさが失われ、そういうところに与論島の良さを見い出していた人にとっては面白みがなくなるかもしれません。

日本は、戦後急激にアメリカ化が進んだ結果、今では古い日本の文化や価値観が失われていっています。
同じことが与論島の進化の過程でも出てくるのでしょうか。
与論島は孤島で本土から遠く離れているがゆえに、都会文化は常に遅れて伝わってきました。
そのことが、与論島に昔のままの姿を残しておいてくれるのでしょう。


ただ、与論島は島民の減少で過疎化が進み、若者の島離れも止まりません。
若者にとっては都会の刺激のほうが優先するのはしかたがありません。
島民の現実的な生活、島の経済の発展を考えた場合、与論島に24時間コンビニやファーストフード店は必要かどうか、考えてみる必要がありそうです。
ビジネスチャンスという点では、こういうお店が1軒もないからチャンスかもしれませんけどね。

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by yoronto | 2011-11-25 08:46 | 島の現状

与論島の家づくりは、台風対策重視なのだ

写真は私の実家の風景ですが、見てわかる通り、家は背の高い木々で囲まれています。
これは台風対策のためです。
南の島は毎年大型の台風に襲われます。
だから、家づくり、建物の建設にあたっては台風対策が重視されます。

与論島には私の実家同様、周囲を背の高い木々で囲まれた家は多いですが、他の対策方法として、南の島々には家を石垣で囲んだ家もよく見かけます。
私が住んでいる東京にも周囲に木々を植えている家を見かけますが、こちらは景観を意識して植えたものなので、与論島のように生活上の必要性から植えたものとは違いますね。

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by yoronto | 2011-11-24 08:36 | 島の現状

与論島のバナナ畑とバナナの木

私の子供の頃は、我が家でもバナナの木を栽培していました。
熟れて食べ頃になるとおやつ代わりにもぎとって食べたものです。

そんなバナナの木も島内であまり見かけなくなりました。
バナナの栽培は与論島に適していそうだけど、今後復活することはあるかな?

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by yoronto | 2011-11-20 09:53 | 島の現状

与論島には、産婦人科と小児科の医師がいない

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今年行われた与論町長選の公開討論会で候補者の一人が言っていたのですが、現在、与論島には産婦人科小児科の医師がいないようです。
与論島には女性や子供はたくさんいるので、これは大きな問題の一つかもしれません。
他にも担当医師がいない診療科はあるかもしれませんが。

私が島で暮らしていた当時に比べると立派な病院もでき医療は充実してきたとは思うものの、それでもやはり本土や都市に比べればまだまだ体制が整っていないという感は否めません。
与論島は周囲を海で囲まれ交通の便が悪いので、島内で緊急時に対応できる医療体制の確立は必要です。

僻地医療の問題や医師不足は日本全体の問題ではありますが、島内の医療体制が整っていない離島にとってはより切実な問題でしょう。
ある島民がブラックジョークかこんなことを言っていたのが忘れられません。
「少し重い病気で島の病院に運び込まれた人は皆んな助からないんだ」と。
与論島民の健康維持や与論島への移住者や観光客を増やす上でも医療面の体制整備は大きな課題ですね。
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by yoronto | 2011-11-19 11:38 | 島の現状

与論島で活躍するシニアカー、その背景には島民の高齢化がある

<実家にあるシニアカー>
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与論島も日本全体の傾向同様、島民の高齢化が進んでいます。
南の島は総じて長生きしている人が多いので、本土や他地域と比べるとむしろ高齢化度はさらに進んでいるといえるでしょう。

そんな与論島で、主に高齢者によく利用されている乗り物があります。
その乗り物とは、“シニアカー”。
シニアカーというのは、高齢者向けに作られた三輪または四輪の一人乗り電動車両で、平均速度は時速6㎞ととても遅く、道路交通法では車両ではなく歩行者扱いとなる乗り物です。

島内では、ご高齢の方がこの乗り物に乗って移動している光景をしばしば見かけます。
のんびり、ゆっくりしたその姿は島全体の生活のリズムに合っているように見えます。
しかし、違う見方をすると、小さい島ながら、体力的に衰えた高齢者が行きたい場所に移動するにはこういう乗り物の力を借りないと難しいということなのかもしれません。
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by yoronto | 2011-11-13 11:40 | 島の現状

TPP問題、砂糖の内外価格差は5倍(200円/㎏)、与論島はどこへいく

昨日、野田首相がTPP問題に対する日本の方針を発表しました。
結論的に言えば、日本はTPPに参加する方向で動くということです。

10月9日付の記事で、与論島の農業の問題について書きました。
今回の日本政府のスタンスを受け、今後ますます農業問題については考えていかなければならないと思います。

先日、NHKのニュース番組を観て知ったのですが、与論島など南の島のサトウキビを原料につくられる砂糖の価格は、例えばオーストラリア産の砂糖で比べると、1㎏あたりオーストラリア産が50円なのに対し、日本産は250円なのだとか(5倍)。
要するに、その価格差は関税によって保護されているというわけですね。
この関税が完全に撤廃され国の保護がなくなったら、、、きっと、多くの農家はそれを恐れていることでしょう。

与論島は、他の島々に比べ面積は小さく、島民も少なく、農家の規模も小さいのが現状です。
そういう点でいえば、何ら力を持たない島です。
それでいて、島の農業といえばほぼサトウキビだけです。
企業は、事業が1つだけだとその事業がダメになると企業そのものが倒産しかねないので、賢明な企業はふつうは第2、第3の事業を育てようとします。
与論島も企業経営のように第2、第3の作物を模索していかなければジリ貧の一途です。

今回のTPP問題をめぐっては、いろんな自治体、団体、関係者が自分たちの利害関係から反対をしましたが、実態は“同床異夢”で、かたちの上ではお互い連携しているように見えて本音では自分さえよければいいというところだと思います。
コメ農家はコメが守られるなら、サトウキビ農家が苦境に陥っても関心を払わないでしょう。
サトウキビは南の島々では死活問題かもしれませんが、都会で生活している消費者から見れば、「なんだ、日本の砂糖がそんなに高いなら、外国から買ったほうがいいな」ということになるかもしれません。

現状では、仮にTPPに正式に参加してもいろいろな分野で合意に至るまではそこそこの年月を要するようなので、すぐダメージが発生することはないでしょう。
でも、競争力がなく問題が多い現状のままで何も行動を起こさなければ将来は大変なことになってしまい、それこそ与論島を見限って島を離れる若者や島民が増えてしまうかもしれません。
そうならないためにも、島民や関係者は知恵をしぼって対策を考え、行動を起こしていく必要があります。

私は現在東京在住ですが、実家がサトウキビ農家なので実家のことや島の今後についてはいろいろ心配しています。
そういうこともあって、せめて与論島再生のためのアイデア出しぐらいはしようとブログを活用して私のアイデアを発信しています。
与論島の皆さんも、いろんな機会をつくり、今回のTPP問題なども踏まえながら島の今後についていろいろ話し合いをしてはいかがでしょうか?

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by yoronto | 2011-11-12 09:35 | 島の現状

生活は苦しくないか?、都会よりも高い与論島の物価

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私は東京・横浜にかれこれ25年以上住んでいます。
与論島で暮らしていた頃、都会に対するイメージの一つに“物価が高い”というのがありました。
だから、都会で生活するのは大変なんだと。
たしかに、何をするにもお金がかかるし、借家住まいだと毎月の家賃や水道光熱費もかかり大変なことは大変です。
持ち家でも長期間のローンを組んで買った人が多数です。
それに比べると、多くの人が自分の土地、家を持ち、ローンもなく日々暮らしている与論島の島民はある面で恵まれています。

ただ、私は帰省する度にお店に買い物に行くと驚くのです。
都会のお店に比べて商品の値段が高い。
ここで言っている商品の値段というのは、スーパーなどの小売店で売っている日用雑貨品や生鮮食料品の値段ですけどね。
まぁ、その多くが本土などからの輸入品なので、輸送経費などがかかりしょうがない面もあるのでしょうが。
とはいえ、都会のスーパーや安売り店に慣れてしまった私からみると、「えっ、これがこんなにするの?!」と思うことばかりなのです。

もちろん、地元産など商品によっては若干安いものもあるにはありますが、全体的には物価高の感は否めません。
私は都会で多くの商品に囲まれているので物の値段については敏感に反応しますが、競争の少ない、どのお店でも同じ商品ならあまり値段の差がない与論島の経済環境に慣れてしまった島民は、ひょっとしたら、高いとか安いとかの感覚があまりないのかもしれません。
このことで、例えば、与論島の人が島外に特産品などを売り込もうとした場合に値段設定のし方を間違ったりしないかと気になります。
あまり売れないような高い値段設定をしてしまったりとかね。

実家の家族に聞いてもそうですが、与論島の島民の個人所得は全国的にかなり低いはずです。
その反面、日常的に利用するお店で売られている物の値段が高いとなれば、どの家庭も生活は苦しいのではないかと想像するわけです。
私の親は、「なーに、いよいよお金がなくなったら、畑はあるのであとは自給自足生活で生き延びるさ」と苦笑交じりに言うのですが、島民の皆さんは、現状の物価、暮らしの現状をどう感じているのでしょうか?
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by yoronto | 2011-10-15 11:46 | 島の現状

与論献奉、過ぎたるはなお及ばざるが如し

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9月17日付の記事で、与論島に古くから伝わる酒飲みの儀式『与論献奉』について紹介しました。
これはある面で与論島をPRできる伝統儀式でもあります。
ただ、一方で、これを大義名分にして酒を浴びるほど飲むような慣習もあることから健康を害する人も多く問題にもなっています。
特に男性の間では何かにつけこの儀式が行われます。
島外でも与論島の関係者が集まるとよく行われます。
誰ともなく言い出すんですよね、「さー、与論献奉始めるぞ」と。

私は酒は好きなので飲む機会があるのは嬉しいのですが、でもやはり物事には何だって限度というものがあります。
健康問題に関わることであればなおさらです。

過ぎたるはなお及ばざるが如し

ということわざがあります。
意味は、「何事も度を越してはよくない。程々がよい」ということです。
節度を守ることは大事なことです。
与論献奉のいけないところは、酒を度を越して飲んでしまったり、相手に無理やり飲ませてしまう行為が見受けられることです。
これじゃ、健康的にも悪いし、無理やり飲まされたほうは楽しくありません。

私はかなりの酒好きなので、それこそ東京中の酒の名店を飲み歩いています。
飲み歩きの軌跡をブログで書いていますが、最近ではこのブログを店選びの参考にしている人もたくさんいます。
(ブログ:華麗なる新橋徘徊族
そんな私でも、度を越して飲んだり、他人に無理強いする飲み方はいただけません。
というか、そういう飲み方はやめてほしいのです。

前日泥酔するまで飲んだ人が仕事に出てくると、「お前、強いな~、あんなに飲んだのに!」と驚き相手に尊敬の眼差しを向ける人がいます。
でもね、そんなことは賞賛に値することじゃないんです。
仕事人が仕事をきちんとするのは当たり前のことです。
仕事には出てきたけど前日の酒のせいで午前中は頭が回らないとか、その日は仕事にならなかったなどというのは仕事人として失格です。
飲むなら飲むで翌日のことを考えながら翌日にひきずらない飲み方をすべきです。

私はけっこうハシゴ飲みをしますが、ほとんど翌日に残りません。
飲んでいる時もそれほど理性を失いません。
なぜかといえば、過去にたくさんの失敗を経験し、それを反省し、自分に合った飲み方を身につけたからです。
もちろんたまには酔っ払うこともありますけどね(笑)。
しかし、その時はその日は酔っ払ってもいいと決めてから飲んでいるんです。
翌日大事な用事がある時には決してそんな飲み方はしませんし、場合によってはお付き合いもしません。

与論献奉は与論島の大切な伝統儀式として残したほうがいいというのが私の考え方ではありますが、健康を害したり、他人に迷惑をかけるような儀式だけはやってほしくないというのが切なる願いです。
酒は楽しく、美味しく、そして程々に、それが基本ですね。
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by yoronto | 2011-10-14 10:50 | 島の現状