by yoronto
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現在の与論島には、都会のいたるところで見かけるセブンイレブンのような24時間営業のコンビニエンスストアや、マクドナルドのようなファーストフード店は1軒もありません。
島のお店は都会に比べると閉店時間が早いので、夜になると島全体が暗闇につつまれ、朝まで静かな時間が流れます。 私の実家は農家ですが、夕食をとった後はしばらくTVなどを見てくつろぎ、午後8時、9時頃には全員が就寝します。 総じて与論島民の就寝時間は早めです。 24時間動く都会の生活に慣れてしまった人が与論島にやって来ると、早い時間帯に人々の動きが止まってしまう現象にしばらくは慣れないかもしれません。 コンビニやファーストフード店のある生活には刺激があります。 与論島を出て都会暮らしをしている与論島出身者たちが島に帰らないのは、島にこういった刺激がないからなんですよね。 都会に住む若者の中には、地方へ旅した際に都会にあるお店などがそこにあると安心する人もいるようですが、都会に住む与論島出身者にも似たような思いはあります。 もしかしたら、TVなどでしか見たことがない24時間営業のコンビニやマクドナルドなどのようなファーストフード店が島内にできたら、島民、特に若い人にとっては嬉しく、刺激になるかもしれません。 しかし、一方で、そうなってしまうと、与論島は都会と変わらない姿になってしまい、昔ながらの与論島らしさが失われ、そういうところに与論島の良さを見い出していた人にとっては面白みがなくなるかもしれません。 日本は、戦後急激にアメリカ化が進んだ結果、今では古い日本の文化や価値観が失われていっています。 同じことが与論島の進化の過程でも出てくるのでしょうか。 与論島は孤島で本土から遠く離れているがゆえに、都会文化は常に遅れて伝わってきました。 そのことが、与論島に昔のままの姿を残しておいてくれるのでしょう。 ただ、与論島は島民の減少で過疎化が進み、若者の島離れも止まりません。 若者にとっては都会の刺激のほうが優先するのはしかたがありません。 島民の現実的な生活、島の経済の発展を考えた場合、与論島に24時間コンビニやファーストフード店は必要かどうか、考えてみる必要がありそうです。 ビジネスチャンスという点では、こういうお店が1軒もないからチャンスかもしれませんけどね。
by yoronto
| 2011-11-25 08:46
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