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与論島の主力産業の一つである農業の主な農産物は、“サトウキビ”です。
サトウキビは1年間かけて栽培され、収穫の早い農家では年初あたりから収穫作業に入ります。 収穫は春までかかるほど長期間です。 かつて島の人口が多かった頃は、各農家に収穫労働の担い手である子供たちがたくさんいたのでそれぞれの農家で無事に収穫作業を終わらせることができたのですが、今は人手が足りず、他人に応援を求める農家も多いと聞きます。 農業の担い手不足は与論島も例外ではないのかもしれません。 サトウキビは苗を育て、それを耕した畑に作付するところから始まります。 時々肥料をまいたりしながら育てていきます。 台風や干ばつの被害を受けたりすることもありますが、サトウキビは生命力のある植物なのでしぶとく育っていきます。 しっかり成長を遂げ出荷できるほどの状態になると、収穫作業が島内のあちこちで始まります。 収穫されたサトウキビは、島唯一の製糖工場にトラックで運び込まれ、製糖の過程を経ていろんな製品に姿を変えていきます。 与論島の地酒“有泉”(ゆうせん)も原料にはサトウキビが使われています。 機会がありましたら、ぜひ飲んでみて下さいね。 <サトウキビの苗> <苗の作付> <成長したサトウキビ> <収穫作業> <島唯一の製糖工場> <地酒(黒糖酒)“有泉”>
by yoronto
| 2011-09-09 13:58
| 島の産業
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